松本零士さんへ感謝の「999」イルミネーション ゆかりの夜久野で
2024年01月05日 のニュース
京都府福知山市夜久野町額田、食品スーパー「ミニフレッシュ夜久野店」前の国道9号を挟んだ向かいの空き地に、高さ約5・5メートル、横約25メートルのイルミネーションが設置されている。銀河をイメージした電飾の中を空に向かって走る列車が煌々と輝いていて、幻想的な情景がドライバーや買い物客の目を引いている。
設置したのは住民組織、夜久野みらいまちづくり協議会。同会の移住・経済・交流部会(衣川伸二部会長)が中心となって準備や設営を進めた。
テーマは「999(スリーナイン)号と冬の華」。白や青のLED電球約1万個を使用し、空に昇る列車や大きな花を浮かび上がらせている。近くには竹の骨組みに赤、黄、緑などのカラフルな電飾をあしらった列車のオブジェもある。
同協議会は「昨年2月に夜久野にゆかりのあった漫画家、松本零士さんが亡くなられたこともあり、哀悼の意と感謝の思いを表現できればと、テーマを決めました。住民たちで力を合わせて作った冬の情景をたくさんの人に楽しんでもらいたい」としている。
イルミネーションは13日までの午後5時~10時の間、毎日点灯する予定。
写真(クリックで拡大)=幻想的なイルミネーション