府北部で大雪の恐れ 市は除雪車配置

2023年12月21日 のニュース

 雪の予報が出ている中、京都府福知山市道路河川課では市道の除雪態勢を整えている。418路線、総延長251キロが対象で、来年3月15日まで、気象状況に合わせた除雪、凍結防止剤の散布をする。京都地方気象台は、雪雲が予想以上に発達した場合、22日未明から府北部で大雪になる恐れがあるとして、注意を呼びかけている。

 21日から23日にかけて冬型の気圧配置が強まり、上空約1500メートルに平年より約10度低い氷点下9度以下の強い寒気が流れ込んで、府北部では断続的に雪が降り、厳しい寒さになる見込みという。

 22日午前6時までに予想される24時間最大降雪量は、山地、平地いずれも50センチ。更に23日午前6時までの24時間では30~50センチとなっている。

 同気象台は「府北部では22日未明から夜遅くにかけて、積雪や路面凍結による交通障害に十分注意してください」としている。

■市道418路線251キロ 39業者に作業を委託■

 福知山市の除雪地域は旧市内、夜久野、大江、三和3町の25地区で、凍結防止剤は市内全域の306カ所に設置。市は所有分とリース契約分を合わせ、除雪車35台を用意し、各地域へ11月末までに配置している。

 各地区の建設業者、農業法人ら39事業者に作業を委託しており、午前5時に積雪がおおむね15センチに達した時などに除雪する。昨冬の出動日数は13日だった。

 対象路線では、自動車の駐車など障害物があると、その区間だけ除雪ができない場合がある。同課は「除雪に向けて準備をしました。例年通り除雪できるよう、ご協力をよろしくお願いします」と呼びかけている。

 

写真(クリックで拡大)=市役所大江支所近くの大江町多目的広場に配置された除雪車

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。