京都府がインフルエンザ「注意報」レベルに
2023年10月26日 のニュース
京都府は26日、府内のインフルエンザが「注意報」レベルに入ったと発表した。10月16日から22日までの感染症発生動向調査の結果、調査対象1医療機関あたりの患者報告数が11.66に達し、注意報基準の10を超過した。
地域別発生状況は南丹が最も多く18.11。次いで中丹西(福知山市)が16.60で、京都市12.64、中丹東11.14が続く。乙訓、山城北、山城南、丹後も4.33~9.94で、「流行」の目安となる1を超えている。30を超えると「警報」となる。
25日現在、府内の38校で学級閉鎖などが出ている。
昨年度は12月19日に流行期入りし、注意報レベルになったのは年明け1月16日。その前2シーズンは「流行」入りしていない。
府は、「今後府内全域で流行が拡大すると考えられる」として、室内のこまめな換気、外出後の手洗い励行、咳・くしゃみが出る時の「咳エチケット」に努めることなどを求めている。