福知山医師会看護学校で戴帽式 1年生が決意新た
2023年10月25日 のニュース
京都府福知山市北本町二区の福知山医師会看護高等専修学校(井土昇校長)で、医療現場での実習を控えた1年生が看護の道へ進む決意を新たにする第45回生の戴帽式が23日に行われた。
准看護師を養成する2年制の学校。戴帽式は新型コロナウイルスの感染状況をみて、規模を縮小して実施した。今年の1年生は男性5人、女性21人の計26人。
式辞に立った井土校長は「帽子をもらうことは実習に出ることが許されることの表れ。みなさんは患者さんの命を預かる職業に就こうと考えた人たちですので、一生懸命研さんすることをもう一度心に誓っていただくというのがきょうの戴帽式です。みんなで力を合わせて、立派な看護師になってもらいたい」とエールを送った。
戴帽の儀では、一人ずつナースキャップを受け、火がともされたキャンドルを手に、全員で戴帽七カ条を朗読した。
学級員長の男性(30)は「医師と対等に議論ができる看護師になりたいと入学し、きょうを迎えられました。技術の面でも勉強をしっかりして、患者さんに尽くせるように頑張りたい」と気を引き締めた。
1年生は来年1月から12月にかけて、京都ルネス病院など市内3つの病院や保育園などで実習に臨む。
写真(クリックで拡大)=ナースキャップを受ける1年生