半分ピンクで、半分白いハイビスカス かしの木台で

2023年09月28日 のニュース

 京都府福知山市かしの木台の原田桂さん(69)宅で、花びらの半分がピンク色で、もう半分が白いハイビスカスが開花した。くっきりと半分に色が分かれていて、原田さんは「こんな花を見るのは初めて」と驚いている。

 原田さんの妻が10年ほど前に、ピンク色と白色のハイビスカスの苗2株を購入して庭に植え、その後に株が増えていった。

 今年は8月中旬に開花した。例年花が落ちると枯れてしまうが、今年は茎や葉が残り、9月上旬に再び花が咲き始めた。

 先日朝、原田さんが庭に出たところ、花びらの半分がピンク色で、もう半分が白色の花を見つけた。原田さんは「本当にびっくりしました。普通だとピンク色か白色かどちらかの色の花が咲くんですが…。珍しいですね」と言う。

 猪崎の市三段池ラビハウス植物園の職員、赤壁景子さんは「購入された苗はもともと品種の交配が行われたもので、元の遺伝子が影響する『先祖返り』という現象が起きたのでは」とみている。

 

写真(クリックで拡大)=原田さん宅で咲いたハイビスカス

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