福知山踊りのシーズン幕開け 4年ぶりにコンテスト
2023年08月07日 のニュース
「ドッコイセ」の掛け声で知られる福知山踊りのシーズン幕開けとなる「第42回ドッコイセフェスティバル」(福知山踊振興会主催)が5日、京都府福知山市中ノの市厚生会館で開かれた。コロナ禍で、2020年はフェス自体が中止となり、21、22年はイベントを縮小。通常開催は4年ぶりで、踊りコンテストも再開され、多くの人たちが“ドッコイセ”を楽しんだ。
オープニングは振興会員17人による「The福知山踊り」。手や足の先まで神経を集中させ、一糸乱れぬ踊りを見せた。地方大演奏もあり、会員35人が三味線や尺八、太鼓、唄で「福知山音頭」を披露。厚みのある演奏で観客を魅了した。
「ジュニアドッコイセ」のプログラムでは、小鳩保育園、丹陽福祉会(福知山丹陽こども園、みどり保育園)、福知山淑徳高校が出演。園児たちはかわいい踊りを、高校生たちは息の合った手振り、足さばきを見せた。
コロナの影響で2021年、22年は中止となっていた福知山踊りのドッコイセふれあいコンテストには市内の4団体が出て、踊りっぷりを競った。審査の結果、福知山混声合唱団が最優秀賞に選ばれた。
特別出演は女性3人による尺八、箏、日本舞踊のユニット「花響」。「サマー」や「浜辺の歌」などを披露した。
フィナーレの総踊りでは、振興会員や出場団体、訪れた人たちも加わり、福知山踊りの輪をつくった。
写真(クリックで拡大)=ドッコイセふれあいコンテストでは4団体が出場した