捕虫方法に興味津々 三段池ラビハウス植物園で食虫植物教室

2023年08月02日 のニュース

 京都府福知山市猪崎の三段池ラビハウス植物園(芦田修司園長)で7月30日、「親子で楽しむ食虫植物教室」が開かれ、小中学生の親子7組12人が参加した。子どもたちはいろいろな方法で虫を捕まえる仕組みに興味津々だった。

夏休みの恒例企画で、同園職員の中澤康人さんが講師を務めた。

中澤さんは「岩場など地面から栄養が取れない土地で生きていくために、虫を食べてタンパク質などの足りない栄養を補っています」と説明した。

虫を捕まえる方法は様々で、二枚貝のように2枚の葉が閉じるハエトリソウ、ねばねばとした粘液で絡め取るモウセンゴケ、蜜でおびき寄せて袋状に変形した葉のツボの中に落とすウツボカズラなどがあり、食虫植物は世界で約600種類あることを知った。

説明の後は園内の食虫植物の見学や分解実験、捕虫の様子の観察などをして、プレゼントのハエトリソウを持ち帰った。

大江小学校2年生の中川燈眞君は「ハエトリソウをつついたら葉が『バッ!』と動いて面白かった」と話していた。


写真(クリックで拡大)=食虫植物をじっくり観察

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。