大江高校で市民に弓道教室 部員も指導のお手伝い
2023年07月11日 のニュース
京都府北部の高校で唯一弓道部がある福知山市大江町金屋、府立大江高校(溝口睦久校長)で、大江地域公民館主催の弓道教室が開かれている。6月から続く5回シリーズで、受講者たちは福知山弓道協会員や高校生部員から、弓の引き方などを教わっている。
教室は市民7人が受講。8日には全員が顔をそろえ、協会員3人、部員8人、顧問の教諭が講師となった。
最初に、これまで身に付けた「足踏み」や「弓構え」など、射技の基本、射法八節の動きを繰り返し、弓を持っての練習もした。
このあと実際に的をめがけて矢を射った。同協会の岩城美文会長(72)らが立ち位置や姿勢、引く時の力加減などを指導。高校生部員も受講者に手を添えアドバイスしていた。
受講者たちは指導通りの動作を素直に実践することで、真っすぐに矢を飛ばすことができるようになっていた。
教室は15日が最終日で、閉講式があり、受講者には修了証を渡す。
48歳の男性は「弓道を習うのは初めて。思った以上に力がいる、奥が深い武道ということが分かりました。うまく教えてもらっているので、続けていきたいです」と話していた。
写真(クリックで拡大)=受講者にアドバイスする高校生部員