カヌーマラソンのアジア大会に大江中出身・織田選手
2023年06月12日 のニュース
福知山市大江町の大江中学校出身で、綾部高校カヌー部2年の織田凌輔選手が、15日~18日にタイで開かれるカヌーマラソンアジア選手権大会に、ジュニア(18歳以下)の日本代表として出場する。選考会で派遣基準を満たして進出。好成績をめざし、学校近くの由良川で、仲間たちと日々練習に励んでいる。
カヌーマラソンは、カヌーをこいでコースを周回するほか、カヌーを担いで陸上を走るエリアもある長距離レース。日本での競技人口は少ないものの、オリンピック種目として導入が検討されるなど、注目を集めつつある。
織田選手は、中学時代はソフトテニス部に所属していたが、「変わった部活動をやってみたい」と、高校では発足から30年余りのカヌー部に所属。「練習すればするだけ、自分の成長を感じることができる」と、その魅力にはまっている。
選考会は、全日本選手権を兼ねた大会で、5月12日~14日に京丹後市の久美浜湾カヌー競技場で開催。織田選手は、ジュニアカテゴリーの男子カナディアンシングルに出場し、54分07秒で2位に入って選考を突破した。
「効率の良いこぎ方ができず、スタミナを消耗してしまい、悔いの残る結果でした。アジア選手権では、海外の雰囲気にのまれず、スタミナを温存しながら、自分のペースを守って戦い抜きたい」と意気込んでいる。
また同校からは、選考会の女子カヤックシングルに出場し、優勝した2年の四方優選手(東綾中出身)も、アジア選手権に出場する。
写真(クリックで拡大)=アジア選手権に向け、練習に励む織田選手と四方選手