冬季ユース五輪決勝で躍動 成美高の嶋﨑選手
2024年02月10日 のニュース
京都府福知山市水内、福知山成美高校スキー部所属で、プロスノーボーダーの嶋﨑玖選手(2年)=兵庫県・豊岡南中出身=が、韓国で開かれた「第4回ユースオリンピック冬季競技大会」の男子スノーボードハーフパイプ種目に、日本代表として出場。最終順位は9位だったが、堂々の決勝進出を果たした。
ユースオリンピックは、国際オリンピック委員会が主催。15歳~18歳のアスリートを対象にした国際総合競技大会で、夏季と冬季に分かれ、4年ごとに開催。冬季は81種目あり、1月19日から2月1日まで行われた。
嶋﨑選手は、JOCジュニアオリンピックカップ2023全日本ジュニアスキー選手権のスノボハーフパイプ種目高校生男子の部で優勝し、ユースオリンピックへの切符を獲得。嶋﨑選手を含め、日本からは男子2人、女子2人が日本代表として、ハーフパイプに挑んだ。
男子の予選は世界から集まった16人が2回ずつ競技をして、技の難易度や高さ、完成度で競った。10位までが決勝に進めるなか、嶋﨑選手は7位で突破。3回ずつ競技ができる決勝では、大技にチャレンジするも転倒するなどして、9位という結果に終わった。
嶋﨑選手は「多くの方々に支えられ、立てた舞台でした。そこで見た最高の景色と悔しさ、感謝を忘れずに、オリンピック出場に向けて、努力をしていきたいです」と話している。
写真(クリックで拡大)=ユース五輪に出場した嶋﨑選手