配膳員さんありがとう 日新中1年生が仕事を知る
2023年06月10日 のニュース
京都府福知山市前田、日新中学校(村上英紀校長)の1年生180人は、「配膳員さんを知る」と題した学年集会を7日に開いた。生徒たちは給食配膳の仕事内容を学び、配膳員に感謝の言葉と歌を贈った。
給食室まで食缶を取りに行っていた小学校と違い、中学校ではセンターから配送されてきた給食を配膳員が各教室まで運搬し、片付けも担っている。学校生活はいろいろな人に支えられていることを改めて認識する機会にと、初めて実施した。
体育館での集会は、初めにスライドショーで配膳員の役割を学習。食缶一つが重さ4キロほどあること▽3学年分を運ぶのに約30分かかること▽食後、ご飯の食器は米粒が取れやすいように、一つひとつに水を入れていることなどを知った。
このあと、同校で働く配膳員5人を迎え、生徒代表の足立こころさんが「いつもスムーズに給食を食べられているのは配膳員さんのおかげです。とても大変な作業をされているんだと分かり、これからも感謝の気持ちを忘れないようにしたいです」と伝えた。
また、感謝を表し、校歌と「We ll Find The Way~はるかな道へ」を披露した。
写真(クリックで拡大)=歌で感謝を伝える生徒たち