10日早くモリアオの卵塊 元伊勢内宮
2023年04月30日 のニュース
京都府福知山市大江町内宮の古社、元伊勢内宮皇大神社でモリアオガエルが産卵し、白い卵塊ができている。例年より10日ほど早く、神社の神職は「4月に卵塊が見られることはあまりない」と言う。
内宮神社では、例年5月に入ると、境内のひょうたん池や丸池周辺でモリアオガエルの産卵が見られる。
今年は4月25日に、ひょうたん池近くの水路に、卵塊1個があるのが見つかった。27日朝には丸池でも1個が確認された。
内宮神社は周囲を森に囲まれた自然あふれる場所で、毎年モリアオガエルが100個ほどの卵塊を作る。
同神社の禰宜、田中眞澄さん(65)は「春先から暖かい日が続いたのが影響しているのでしょう。神社はモリアオガエルにとってすみやすい環境で、今年も5月いっぱい卵塊が作られると思います」と話している。
写真(クリックで拡大)=水路の石垣に作られた卵塊