支店がない過疎空白地にATM対応の移動店舗車運行 京都銀行

2023年04月27日 のニュース

 京都銀行(土井伸宏頭取、本店・京都市)は、支店や出張所が近くにない過疎空白地に、移動店舗車「ながーい、おつきあい。」号を運行している。現金自動出入機(ATM)が利用でき、京都府福知山市大江町河守中央の市役所大江支所にも月に1回やってきており、住民に喜ばれている。

 移動店舗車は、過疎空白地対策のほか、災害で支店・営業所が停電になった際などや、人が多く訪れる場所で運行し、京都銀行をPRするため、2017年6月から活用している。

 大江支所には昨年12月から月1回のペースで出向く。認知度がまだ高くないものの、一日に10~20人が利用し、現金の引き出しや預け入れをしている。4月は24日に運用し、23人が訪れた。

 年金の引き出しで利用した岸本朋子さん(75)=大江町蓼原=は「すでに免許を返納していて、旧市には公共交通を利用しないと行けないので、とても便利。これまでに3回ほど使わせてもらっていて、助かっています」と喜んでいた。

 次回は5月18日午前10時から午後3時まで。今後の運行予定は、京都銀行のホームページで確認できる。

写真=ATMが利用できる移動店舗車(大江支所駐車場で)

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