年金支給日 「特殊詐欺に気をつけて」と信金で啓発
2023年12月15日 のニュース
京都北都信用金庫(本店・宮津市、藤原健司理事長)は年金支給日の15日、京都府福知山市内の7支店で、高齢者向けに特殊詐欺被害の防止啓発をした。訪れた人に職員らが注意書きを添えたポケットティッシュを手渡し、「お気を付けください」と注意を促す言葉をかけた。
全国的に特殊詐欺被害が後を絶たないことを受け、年末も気を緩めないよう、多くの高齢者が訪れる12月の年金支給日に合わせて実施した。
配布したポケットティッシュは大江町金屋の大江高校の生徒がデザインしたもので、「騙されないで! 電話でお金の話 それは詐欺」などと記載されたものを配った。
福知山中央支店では営業開始直後から多くの人が訪れ、福知山警察署、平安レディースと合同で啓発に努めた。
田中晃久支店長は「金融機関は振り込み詐欺を防ぐことができる最後の砦だと思います。年末で財布のヒモは緩んでも、気持ちはしっかりと引き締めて、楽しいお正月を迎えてほしい」と話していた。
同支店のほか、駅南、前田、篠尾、三和、額田、大江町の各支店で啓発活動を行った。
写真(クリックで拡大)=注意書きを添えたポケットティッシュを配布した(15日午前9時15分ごろ)