住民に教わり大きな門松 中丹支援学校
2023年12月16日 のニュース
福知山市私市、京都府立中丹支援学校高等部の1~3年生12人が14日、大きな門松作りをした。学校近くの報恩寺地区の竹を使い、住民に教わりながら、高さ約1・6㍍の門松一対を作り上げた。
名産「報恩寺のタケノコ」で知られる地元産の竹について知り、協力して作業を進めることの大切さを感じてもらおうと、5年前から毎年この時期に作っている。
講師は片岡重信さん(70)ら5人で、竹などの材料を準備して来校。生徒たちはのこぎりで3本の竹の先端を斜めに切って容器に入れ、ブロックで固定。松や梅、ナンテンの木、葉ボタンを添え、土をかぶせた。
住民たちは「見栄えを考えて植えましょう」などとアドバイス。生徒たちは手順よく仕上げていた。
完成した門松は玄関に設置した。1年の大前ひなたさんは「のこぎりで切る時が大変でしたが、みんなと力を合わせて作ることができました」と喜んでいた。
写真(クリックで拡大)=協力して仕上げた