新1年生も安全に 上豊小で福知山署が横断歩道指導
2023年04月17日 のニュース
京都府福知山市畑中の上豊富小学校(川瀬美保校長、児童84人)の全校児童は、福知山署員から、道路の合図横断の仕方を教わり、横断歩道の正しい渡り方を13日に学んだ。
同署は毎年、新1年生が入学するこの時期に、市内の学校で指導しており、安全な登下校に向け、合図横断の周知に取り組んでいる。
下校時に、児童たちは校舎の入り口に通学班ごとに集合し、署員が合図横断について説明。「渡る前にまず止まり、左右を見て、手のひらと顔をドライバーに向け、止まってくれるまで待ってから渡りましょう」と伝えた。
この後、教職員らが見守る中、児童たちは手を上げ、しっかりと安全を確認してから道路を渡り、帰途に就いた。
学校前の国道429号は、広くて見通しがよく、車やバイクが速度を出しがち。毎日、児童の登下校を見守る榎原駐在所の大道悟巡査部長(49)は「今年から榎トンネルの工事が本格化し、多くの大型トラックの往来が予想されます。注意喚起をより強化して、交通事故が起きないよう努めたい」と話している。
写真(クリックで拡大)=手を上げ渡る児童たち