スノボのハーフパイプで全国優勝 成美高の嶋﨑選手

2023年04月14日 のニュース

 京都府福知山市水内、福知山成美高校スキー部所属で、プロスノーボーダーの嶋﨑玖選手(2年)=兵庫県・豊岡南中出身=が冬季の競技シーズンを終え、学校に戻ってきた。3月には「JOCジュニアオリンピックカップ2023全日本ジュニアスキー選手権」に出場。スノーボード競技ハーフパイプ種目の高校生男子の部で優勝した。この結果を受け、来年1月に韓国で開かれるユースオリンピックに、日本代表として出場することが決まった。

 両親の影響で4歳からスノーボードを始め、小学3年からはハーフパイプ種目の道へ。その翌年には、年間大会のポイントランキングで上位に入り、プロ資格を取得した。それから、年数を重ねるごとに、着実に力をつけてきた。

 ジュニアスキー選手権は、全日本スキー連盟が主催。高校生スノーボーダーにとって唯一の全国大会であり、青森県で3月17日に行われた。

 半円筒形のコースを滑り、技を決めるハーフパイプ種目の高校生男子の部は2回ずつ競技をし、技の難易度や高さ、完成度で競い、嶋﨑選手は1回目に安定した滑りで1位に。その勢いのまま2回目に挑戦し、縦に2回転、横に3回転する高難易度のキャブダブルコーク1080を決めるなど、すべての技を完璧に決めて優勝した。

 嶋﨑選手は「世界で戦える実力をつけるため、今後は技の種類を増やしたい。また高校やスポンサーに支えてもらって活動ができているので、感謝の気持ちを忘れず、練習を続けていきたい」と話している。

 

写真上(クリックで拡大)=全日本選手権での優勝を喜ぶ嶋﨑選手
写真下(クリックで拡大)=選手権に臨む島﨑選手

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