移住者集まり交流会 受け入れに積極的な三和

2023年03月18日 のニュース

 移住者を積極的に受け入れている京都府福知山市三和町の三和地域協議会(松下正美会長)は14日、同町千束の農家民泊さかやで、移住者らを対象に座談会を開いた。コーヒーを飲み、ケーキを食べながら談笑し、和やかな雰囲気で交流を深めた。

 移住者同士のつながりを広げる目的で開催。東京や茨城、大阪などの出身で、1年未満~8年以内の移住者ら12人が集まり、協議会員の水谷直美さん(71)、夫の徳夫さん(73)が運営する民泊で実施した。

 初めに、「田舎暮らしをしたくて移り住みました」「田園が広がる風景に魅力を感じ、引っ越しました」など、それぞれが移住した経緯を紹介した。

 上川合のお試し住宅に、今年1月に入居した広島県出身の勇寿憲さん(58)、北海道出身のしのぶさん(46)夫婦は「キャンピングカーで全国を旅する生活をしていましたが、三和の原風景に引かれ、ここに住みたいと思いました」と説明した。

 雑談の時間に入ると、特産品の三和ぶどうや三和の良いところ、出荷できない野菜の有効活用法など、多様な話題で意見交換。それぞれが連絡先を交換していた。

 寿憲さんは「農業や町おこしなどに、やる気のあるメンバーが多く、温かい人たちばかりでした。このような機会をつくってくれて、感謝しています。座談会をきっかけに、移住者らが一体となった取り組みができれば」と話していた。

 

写真=ケーキを食べながら、さまざまな話題で盛り上がった

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