由良川の春到来 アマゴの成魚320キロを放流 16日の解禁に向け
2023年03月15日 のニュース
由良川漁業協同組合(日和隆組合長)は15日までに、京都府福知山市内を流れる由良川支流8河川でアマゴを放流した。毎年、16日の釣り解禁に向け、多くの人に楽しんでもらおうと取り組んでいる。放たれたアマゴは、勢いよく身をくねらせながら、水中へ姿を隠した。
放流は管内の福知山、綾部、舞鶴3市の支流17河川で実施しており、兵庫県丹波市青垣産のアマゴを仕入れている。体長は15センチ前後で、全体で成魚320キロ(約1万6千匹)を放した。
場所は例年通りだが、河川工事などがある場合は変えている。各河川では、組合員たちがバケツに入れたアマゴを放し、元気に泳ぐ姿を見守った。今年は川の水量も程よく、釣果も期待できそうだという。
解禁は午前6時で、釣りには遊漁券が必要。市内の各釣具店などで購入できる。年券が5千円、日券は1千円。アユなども対象にした年券は1万円になる。
詳しい放流場所は同漁協のホームページ、テレホンサービス(22)3346で知らせる。
写真=川の中へ勢いよく飛び込むアマゴ(大江町の北原川で)