元Jリーガーと中学生が交流 福知山サッカー協会グランツ

2023年02月23日 のニュース

 Jリーグ・北海道コンサドーレ札幌の元選手、曽田雄志さん(44)がこのほど、福知山市勅使の複合型スポーツ施設「エスラボ」を訪れ、サッカーをしたい市内の中学生たちが集う「グランツ」の練習で、子どもたちと交流した。

 グランツは福知山サッカー協会(片山哲朗会長)の事業。4月からスポーツの総合型地域クラブ設立を目指す「福知山ユナイテッド」(片野翔大代表理事)と提携して活動する。

 曽田さんは、まちづくりや地域教育に携わる北海道十勝郡浦幌町の一般社団法人「十勝うらほろ樂舎」(近江正隆代表理事)の理事を務めており、同法人がユナイテッドとつながりがあったことで活動の視察に訪れ、練習に参加した。

 練習には市内の中学生約30人が参加。曽田さんは「これからいろんな経験をすると思う。その中にあるチャンスを生かせる人になってください」と伝えたあと、ミニゲームに加わるなどし、試合の中での動き方を生徒たちにアドバイスした。

 曽田さんとともに視察に訪れた同法人プロジェクト推進室の汰木健吾室長補佐(31)は、「スポーツを軸にしたまちづくりの参考になります。地元でどんな活動ができるか模索中のところもありますが、子ども同士の交流などが出来ればいいですね」と話していた。

 また、グランツは保護者向けの説明会を開き、ユナイテッドとの提携や活動日の拡充などについて説明した。

 

写真=子どもたちに話しかける元Jリーガーの曽田さん

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