災害時の活動支援 福知山市の3ライオンズクラブが市社協と協定締結

2023年01月18日 のニュース

 京都府福知山市内で活動する3ライオンズクラブと福知山市社会福祉協議会(夜久豊基会長)は17日、「自然災害におけるボランティア支援に関する協定」を締結した。有事の際に3クラブが力を合わせて地元のために動く。

 3クラブは、福知山ライオンズクラブ(森島隆之会長)、福知山東ライオンズクラブ(塩見悟会長)、夜久野ライオンズクラブ(新宮春雄会長)で、福知山が被災した時に社協が開設する災害ボランティアセンターの運営、ボランティアを移送するための車両の手配、物資や人的支援で奉仕活動に努める。

 全国的に社協とライオンズとの災害支援に関する連携が進んでおり、市社協が打診して3クラブが足並みをそろえて合意した。

 協定締結式は、大橋一夫市長を立会人にして市役所で行われた。

 夜久会長は「全国各地で甚大な災害が起こっていて、災害ボランティアセンターの支援強化は必要不可欠。今回の協定は大きな力となる。本当にありがたい」と感謝した。 3クラブを代表してあいさつした森島会長は、福知山の市街地が冠水した2014年の8月豪雨、発生から丸28年を迎えた阪神・淡路大震災を例に、自然災害の脅威に触れ、「3クラブで協力して精いっぱいやらせていただきたい」と応えた。

 協定締結を見守った大橋市長は「災害支援の枠組みが広がることに、大いに期待しています」とエールを送った。


写真=3クラブでの協力を約束してあいさつする森島会長

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