接客や宣伝もしっかりと 中丹支援学校の生徒が製品販売学習

2022年11月30日 のニュース

 京都府福知山市私市、府立中丹支援学校高等部3年生が29日、岩井のイオン福知山店で製品販売学習をした。生徒たちは自分たちで作った陶器やバッグなどを売り、接客にも力を入れた。

 高等部は窯業、布加工、工芸などの作業学習に取り組み、働く意欲や生活に必要な事柄などを身に付けている。こしらえた製品は校外の商業施設で年3回販売している。

 今回は陶器の皿やカップ、さをり織りのトートバッグ、和紙のカレンダー、布製のメガネケースなど約500点を並べた。

 3年生27人が順番に入れ替わりながら接客。来店者に「いらっしゃいませ」「手に取ってごらんください」などと積極的に声を掛け、金銭の受け渡しや店の出入り口での宣伝もした。

 販売を楽しみにしている人たちが詰めかけ、次々と目当ての品を探し求めていた。生徒たちは忙しく動き回り、次々と製品が売れていった。

 3年生は「店頭では大きな声で宣伝をしました。たくさん買っていただき、大変ありがたかった」と喜んでいた。


写真=接客をする生徒たち

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