創立40周年祝い児童、生徒ら250人で人文字 府立中丹支援学校

2023年05月18日 のニュース

 京都府福知山市私市、府立中丹支援学校(高野美和校長)で16日、創立40周年を記念した人文字の撮影があった。全校児童、生徒、教職員ら約250人がグラウンドで「40」の数字を形作り、節目を祝った。

 中丹支援学校は1983年12月に府立中丹養護学校の名で創立。翌年4月に開校した。2011年4月に今の校名に変わった。現在小学部48人、中学部40人、高等部63人の児童、生徒が学んでいる。

 グラウンドに集まった児童、生徒を前に、高野校長が40周年について講話。「学校ができた時の児童生徒数は78人で、今の半分くらいでした」と説明し、「先輩や父母、地域の人、先生たちの願いを込めて建てられた学校なので、これからも大切にしていきましょう」と呼びかけた。

 「40」の大きさは約25メートル×20メートル。児童、生徒約150人、教職員約100人が快晴の下できれいに作り、白線で描かれた「CHUTAN」(中丹)などの文字と一緒に、石原の府立工業高校の教諭が操縦するドローンで空から撮影。児童、生徒たちは手を振って写真に収まっていた。

 撮った写真は各学級で披露するほか、広報用としても使う。

 創立当時から同校に勤務する高等部の実習助手、谷口智さん(62)は「あっという間の40年で、今は若い先生たちが多く、頑張ってくれています。これからも子どもたちの良いところを伸ばす、社会に開かれた学校であってほしい」と願っている。

写真=きれいに「40」の数字ができた

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