栗、黒豆ふんだんに-下川口で独居高齢者に手作り弁当

2022年11月11日 のニュース

 京都府福知山市の下川口地区福祉推進協議会(赤井憲太郎会長)はこのほど、地区で一人暮らしをする高齢者に、手作り弁当を届ける交流活動をした。

 新型コロナウイルス禍の中で密を避けて取り組めることをと、昨年好評だったため今年も計画した。

 昨年と同様にNPO法人ひゅうまんネット北きんきが調理で協力。NPOが主催する高齢者向け料理サロンのスタッフ4人と桐村ます美副理事長が下川口会館の調理室で、鶏肉、ごぼう、黒豆、栗などをふんだんに使う五目おこわを作った。手作りクッキーを付けて福祉推進協の役員に託し、対象者34人に届けられた。

 一人暮らしだと同じメニューが続いたり、品数が減ったりと単調になる。手作り弁当の活動は食材の種類が多く、おいしいことに加えて、届ける際に言葉を交わすことも、お年寄りたちにとっては大きな楽しみ。早くから玄関先に立って待つ高齢者もいて、弁当を受け取ると笑顔が広がった。福祉推進協事務局の桐村均さんは「喜んでもらえてうれしい。NPOさんとの協働で良い取り組みができました」と話していた。

 

写真=一人暮らし高齢者に届ける五目おこわ弁当が完成

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