パンプキンでカンプキン詐欺注意を呼びかけ JA三和支店

2022年10月23日 のニュース

 京都府福知山市三和町千束、JA京都にのくに三和支店(岡村泰宏支店長)は、還付金詐欺を防ぐため、地元の子どもたちが顔を描いたハロウィーンの巨大カボチャを、店頭ATM(現金自動出入機)前に設置した。カボチャの英訳「パンプキン」にかけて「カンプキン詐欺注意」と呼びかけている。

 還付金詐欺は、税金還付などがあるとだまして被害者にATMを操作させ、送金させる特殊詐欺の手口の一つ。同支店は、福知山署三和駐在所の木下敦志警部補に相談して、ハロウィーンに合わせた還付金詐欺防止の啓発展示を昨年実施し、地域の人から譲り受けた直径25センチ~40センチの巨大カボチャ3個に目や口をあしらって並べた。

 この取り組みが好評で、今年はカボチャを10個に増量。近くの市立三和こども園の5歳児16人が20日、助っ人で駆け付けて、絵の具でカボチャに顔を描き上げた。園児たちは手製のハロウィーンのお面を付けて、来店者に特殊詐欺被害防止のチラシを配る啓発活動にも一役買った。

 カボチャは啓発文と一緒にATM前に展示している。岡村支店長は「昨年よりもパワーアップして防犯効果は高いと期待しています。子どもたちの協力がありがたく、ハロウィーンの31日以降もできる限り置いておきたい」と話していた。

 

写真=園児たちがカボチャに顔を描いた

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