西脇知事が新町のワンダーマーケットを視察し意見交換

2022年09月27日 のニュース

 京都府福知山市の新町商店街で、「西脇知事と行き活きトーク」が25日にあり、毎月第4日曜日に商店街で催されるイベント「福知山ワンダーマーケット」を西脇隆俊府知事が視察。商店街の活性化に取り組む人たちと意見交換し、福知山全体の活性化にも話題が広がった。

 行き活きトークは、知事が府民と直接話し、意見を府政に反映させることを目的に開催。ワンダーマーケットには市内外から雑貨や食べ物などの約40店舗が出店した。西脇知事は「どこから来られたんですか」と気さくに話しかけ、店や店主のこだわりなどに興味深く耳を傾けていた。

 意見交換会には、イベントに関わっている新町商店街の公庄祥理事長▽一般社団法人福知山ワンダーマーケットの庄田健助代表理事▽西田工業の宇田川鎮生取締役▽福知山公立大学の谷口知弘教授▽同公立大2年の矢野秀真さんの5人が参加し、ワンダーマーケットの効果や今後の展望などを西脇知事と話した。

 公庄さんは「ワンダーの日はにぎわっています。住民たちの月1回の楽しみになっていて、この日はおしゃれをして出かけるなど意識改革につながっている」と実感した効果を話した。

 庄田さんは「起業する前のファンづくりの場として活用してもらうことがねらいで、現在は5店舗が起業しています」と述べた。

 谷口教授は「ワンダーマーケットを通じて大学生が、経営者と接することで良い刺激になっている。卒業生の中には、学生時代に築いた人脈に魅力を感じて、福知山で就職する人がいます。今後は『人』がカギになる」と発言した。

 熱心に聴いていた西脇知事は自身の商家の生い立ちを語り、「学生のうちから社会と関わりを持つことは大切。商店街は学生を成長させる貴重なフィールドになると思います」とし、「仕事だけでなく、住みよさや都会へのアクセスのしやすさなど、福知山自体の魅力を発信していくことが大事。今後も広報などお手伝いをしていきたい」と応じていた。

 

写真=ワンダーマーケットを視察する西脇知事

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