公立大まちかどキャンパスで図書の貸し出し
2023年08月15日 のニュース
福知山公立大学(川添信介学長)は、京都府福知山市上新町に開設するまちかどキャンパス「吹風舎」で、図書の貸し出しサービスをしている。「どなたでも貸し出し可能ですので、ぜひご利用ください」と呼びかける。
まちかどキャンパス「吹風舎」は2018年5月、新町商店街の一角に開設。学生がゼミ活動などで活用しているほか、1階共用スペースは一般の人も利用できる。利用頻度は、新型コロナウイルス禍で減少し、昨年度は少し盛り返したが、それでもコロナ前の状況に戻っていない。
そこで、吹風舎を利用してもらうきかっけづくりにと、図書の貸し出しを企画。市立図書館の子ども向け、大人向けの計100冊を設置したほか、利用者らから寄付を受けた130冊と、大学メディアセンターに蔵書する143冊も借りられるようにした。
同時に借りられるのは1人2冊まで。好きな図書を選んだあと、吹風舎の職員に声をかけ、貸出簿に必要事項を記入すれば借りられる。貸出期間は2週間。返却ポストはないため、吹風舎が開館している日に返却する。
公立大は「まちかどキャンパスは、大学と地域の人々が集い交流する場所です。図書は貸し出しだけでなく、施設内で読むこともできます。図書をきっかけに気軽に立ち寄っていただけたら」と話している。
開館は火曜日~土曜日の午後1時から同6時まで。
写真(クリックで拡大)=吹風舎で図書が借りられるようになった