小中学生の6人に1人が陽性の計算 新型コロナ4月以降の福知山
2022年09月01日 のニュース

猛暑到来、新型コロナウイルスの感染急拡大、3年ぶりの行動制限なしなど、異例づくめだった今夏の福知山。新型コロナの陽性者の数は5月が計842人、6月が計141人、7月が計1801人、8月が計3898人。一日当たりの平均は5月が27人、6月が5人、7月が58人、8月が126人となった。
市教育委員会によると、市立小中学校の児童生徒(5月1日現在6009人)の陽性者は、4月以降で延べ計1037人(8月26日現在)。6人に1人の計算となった。7月と8月だけで62%にあたる643人の陽性が判明している。
■ワクチン接種はやや低調に推移■
新型コロナウイルスワクチンの接種状況は、市内の3回目の接種者数は4万8371人、接種率63・5%で、全国の64・3%と比べるとやや低調な状況での推移が続いている。4回目の接種は1万3035人で、17・1%となっている。
3回目ワクチンの無料接種については、国で延期が検討されているが、現在のところ、9月30日で期間が終了する予定。市は24、25両日まで集団接種を続けるほか、医療機関では直前まで受け付けするところもある。
市健康医療課は「ワクチンは、重症化を防ぐ効果を高めるため、多くの人に早めの接種をしてもらえれば」としている。
写真=市役所で定期的な消毒と換気に取り組む市職員