市民の力で美しく―駅北口の花壇管理のボランティア募る

2022年09月01日 のニュース

 京都府福知山市の福知山駅北口公園にある花壇は、管理が追い付かずに雑草が茂っている。鉄道の玄関口を美しくしたいと、市から管理を任されたNPO法人市民力支援工房つむぎあい福知山(森孝道理事長)が音頭を取り、ボランティアを募って植栽や世話をする「市民の花壇プロジェクト」を始動した。

 同公園内には縦3メートル、横6~10・5メートルの花壇が10面ある。雑草が茂る様子を憂い、つむぎあいが市に働きかけて花壇管理に関する覚書を8月1日に締結。まちづくりの市民参画の一つにと意気込み、準備を進めてきた。

 つむぎあいは、花壇に草花の植え付けや除草などの日常管理をしたい団体を募っている。最初につむぎあい、市、申込者の3者で立ち合って使いたい区画や面積を決める。

 申し込みは2人以上でつくる団体のみ。法人格は問わず、花好きの友人グループや企業でもよい。花壇整備は全てボランティア活動とする。つむぎあいは登録団体の名札プレートを作って現地に表示し、登録団体からの相談にも応じる。

 森理事長(80)は「みなさんのお力を借りて、きれいな花が花壇を飾れば素敵なまちの玄関口になると思います」と話す。市都市・交通課は「大変ありがたく、市民参加の活動として盛り上がっていってほしい」と期待を寄せる。

 申し込み、問い合わせはつむぎあい、電話(24)5881へ。受付時間は月曜日~金曜日の午前9時から午後4時まで。


写真=駅北口公園の花壇を市民の力できれいにしよう

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