ビーチバレー全国の頂点に 成美ペアがマドンナカップ優勝

2022年08月18日 のニュース

 京都府福知山市水内、福知山成美高校女子ビーチバレーボール部の久岡千夏さん(成和中出身)・壇結琳さん(兵庫県丹波市・柏原中出身)の3年生ペアが、12日~14日に愛媛県で開かれた「2022マドンナカップin伊予市ジャパン女子ジュニア選手権大会」で優勝した。決勝は、体力が限界を迎えるなかで戦い抜き、成美では6年ぶり6回目となる栄冠をつかんだ。

 大会は、日本バレーボール協会、日本ビーチバレーボール連盟などが主催。予選を勝ち抜いた全国各地の代表ペアが出場し、予選グループ戦のあと、決勝トーナメントが行われた。

 インターハイ出場校の強豪選手がひしめくなか、京都府代表の久岡・壇ペアは予選から決勝まで、すべてストレート勝ちを収め、順調に勝ち上がった。

 迎えた決勝の相手は岐阜県のペア。ここまでの試合の疲れが蓄積し、久岡さんは強打が打てない状態で挑んだという。

 それでも、コミュニケーションを取り合って互いに指示を出し、基本のパス、トスを安定して決めて得点を重ね、21-18で1セット目を先取。2セット目は12-3と大量リードを奪ったものの、一時は2点差まで詰め寄られて苦しみ、なんとか相手の攻撃をかわして21-18で勝利した。

 久岡・壇ペアは「まずは新型コロナウイルス禍のなかで、大会を開いていただいたことに感謝したい。がむしゃらに楽しく試合をしていたら、優勝していたという感じですが、頂点に立つことができて、とてもうれしい」と笑顔を見せていた。

 
 

写真=優勝を喜ぶ久岡さん(右)と壇さん

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