「カメラが見てるよ」 万引き防止ステッカーを福知山署が小売店に

2022年05月24日 のニュース

 万引きの被害を防ごうと、京都府警福知山署(小林明彦署長)は、未然防止を呼びかけるステッカー300枚とカード1千枚を、福知山市内のスーパーやドラッグストアなど約20店舗に配布している。福知山防犯協会と協力して作ったもの。今後も設置店舗を増やしていく。

 防犯カメラがあることを意識させるメッセージを、目につくところに置くことで、万引きを抑止することが目的。「防カメピント調整中」と書かれた5・5センチ四方の黒いカードは、商品の値札と値札の間に並べる。京都府警察のシンボルマスコット「ポリスみやこ」や「万引きは捕まる」「見ているよ」の文字がプリントされている5センチ×7センチのステッカーは、出入り口に備え付けのアルコールスプレーなどに貼って、注意を呼びかけている。

 福知山署生活安全課の井川澄人課長は、「被害届の数以上に万引きは起こっています。万引き犯の多くは、防犯カメラの存在に気付いていない人。カードが抑止力になれば」と話していた。

 ステッカーとカードを受け取った三ツ丸ストア堀店の谷圭史店長は、「未然防止が一番大事です。ステッカーのほか、時間ごとに店内を注意深く見て回り、防犯態勢を強めていきます」と気を引き締めていた。

 
 

写真=カードを設置する谷店長と井川課長

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