感染状況見極め準備期間1カ月で開催 春の一大イベントお城まつり

2022年05月24日 のニュース

 福知山の春の一大イベント、「第33回福知山お城まつり」(実行委員会主催、福知山商工会議所主管)が21、22両日、京都府福知山市の市街地、御霊公園一帯で開かれ1万9千人(主催者発表)の人出でにぎわった。新型コロナウイルスの流行で、ここ2年は開催を断念。今年も社会情勢を見極めつつ開催時期を探り、やっとこぎ着けたイベントだった。

 お城まつりは、例年だと1月に市内の官民関係団体などで実行委を立ち上げて、4月第2週の土、日曜日に開催する。しかし、昨年、一昨年はコロナ感染防止の緊急事態宣言などで中止を余儀なくされた。今年も年明けから市内を含む国内で感染拡大のコロナ第6波に突入し、イベントは軒並み中止となり、お城まつりにも暗雲が立ち込めていた。

 風向きが変わったのは4月に入ってから。今年のゴールデンウィークがコロナ禍で初の「行動規制なし」となる見通しが立つなど、イベント開催への展望が開けてきたことで、「お城まつりをやろう」と実行委が4月中旬に発足。梅雨や暑い夏場は避けて開催日を5月21、22両日に定め、準備期間1カ月余りで走り出した。

 準備期間の短さや感染防止対策の徹底のため、例年に比べると小規模にはなったが、ステージショー、パレード、模擬店などの企画を集め、まつり会場の御霊公園、広小路通り、市厚生会館に両日とも家族連れや学生たちが足を運んだ。1万1千人(主催者発表)の来場があった22日は近くの新町商店街で定期市・福知山ワンダーマーケットがあり相乗効果を生んだとみられる。

 公園内の舞殿ステージの出演者に尋ねられた子どもたちが「お城まつり楽しい!」と歓声を上げる一幕もあった。広小路通りを歩行者天国にしてまつりを締めくくる総勢400人規模の福知山踊りパレードとフィナーレパレードは、道路脇にずらりと並んだ来場者たちが見守った。

 塩見和之・福知山商工会議所会頭は「市民のみなさんが楽しみにされているイベントなので、今年は絶対に実施したいと思っていました。コロナの状況の見極めが難しく、規模を縮小することにはなりましたが、今年の成果をもって来年の完全実施につなげたい」と力を込めた。


 
 

写真上=休日の祭りを楽しむ多くの人の姿がみられた(21日)
写真下=歩行者天国の広小路通りでのパレードで伝統の流し踊り(22日)

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