桜の名所にと京都府がソメイヨシノを植樹 中六人部の竹田川沿い
2022年02月14日 のニュース

桜の名所をめざす京都府福知山市中六人部地区に、ソメイヨシノの苗木43本がこのほど植樹された。場所は、笹場の竹田川河川敷沿いで、土地を管理する京都府が地元からの要望を受けて植えた。
河川敷の活用方法について、自治会長らでつくる中六人部自治協議会(藤田守会長)と府が協議する中で、以前から要望していた桜の植樹の話が昨年度に本格化。京都府中丹西土木事務所=福知山市篠尾新町=が行う地域振興河川事業として、今年度、予算化された。
作業は、土木や造園工事を手掛ける松崎建設(夜久野町平野)が委託を受け、桜の苗木を10メートル間隔で約430メートルにわたって植え、保護するネットで覆い、支柱を立てた。
桜は今後、中六人部自治協議会が世話をする。花をたくさん咲かせるのは5、6年先だという。
藤田会長は「念願がかなって桜を植えることができました。河川敷の活用については、さまざまな案がありましたが、今は主にグラウンドゴルフで活用させてもらっています。景観が良くなるよう大切に守り育て、みんなが集う美しい地域にしたい」と話していた。
写真=ソメイヨシノの苗木が植えられた