ワクチン集団接種が終了し平常な会場に戻る 市武道館
2021年12月01日 のニュース

■対象市民のうち2回完了は86%■
京都府福知山市の新型コロナウイルスワクチンの集団接種が11月30日で終了し、主会場となった猪崎の市武道館では1日朝から撤収作業が行われている。医療従事者などの先行分、集団、個別を合わせて、対象となる12歳以上の市民のうち、2回の接種完了は86%(5万9054人)。市が目標としていた対象者に占める8割を達成している。
市はワクチン接種について、旧1市3町地域に各1カ所の特設会場を設けた集団接種と、医療機関などでの個別接種を併用した。
集団接種の旧3町会場はすでに撤収済みで、1日は市職員と業者が市武道館会場の片付けをしていて、同日中に完了する予定。5月末から集団接種会場として使われていた武道館は、半年ぶりに平常に戻る。
接種事業を担当する市福祉保健部の柴田みどり部長は「集団接種、個別接種とも大きな事故なくスムーズに取り組むことができました。医師会、薬剤師会の先生、看護師のみなさん、部を越えた市職員の協力にも感謝しています」と総括した。
写真=集団接種会場の市武道館で撤収作業が始まった