緊急事態宣言解除 福知山は酒類提供再開、営業時間も通常に

2021年10月01日 のニュース

 京都府など19都道府県に発令されていた新型コロナウイルスの緊急事態宣言と、8県のまん延防止等重点措置が、9月30日ですべて解除された。1日から府北部は飲食店の時短要請、酒類の提供禁止が解除となり、これを機に営業を再開したり、通常の営業時間に戻したりする店が多い。

 福知山市堀のお好み焼き店「嘉奈」(大野美奈子店主)は、8月20日の宣言発令から9月12日まで休業。宣言が延長されて以降は、9月末の解除を見越して、体を慣らしておこうと、閉店時間を2時間早めて営業していた。

 10月1日からは、アルコールの提供を再開するとともに、通常の閉店時間に戻して営業。前日には、ビールサーバーの点検など、酒類の提供に向けた準備のほか、客の増加に対応するため、豚肉や野菜といった一品メニューの材料を仕入れたりした。

 大野店主(77)と夫の隆昭さん(80)は「酒提供なしだった宣言発令中の営業では、お客さんが通常時の8割減だったので、アルコールの提供が再開できてうれしい。新型コロナ対策に気を付けながら営業するので、多くの人に来ていただき、おいしいお好み焼きを味わってほしい」と話していた。
 
 
写真=営業時間外に酒の提供解禁に向け、ビールサーバーを点検する隆昭さん

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