道徳心育てる手描きの街角黒板 雨から守る塀瓦設ける地区も

2021年09月27日 のニュース

 人権尊重、道徳心の育成につながる文章を書き込む街角黒板。京都府福知山市内の各地にあり、野ざらしとなっているものも多いが、口田野では、雨などから守るため、塀瓦のような構造物の中に設置されている。

 福知山市は独自の「こだま掲示教育」事業を長年続けていて、市内に344カ所の街角黒板を設置。地元の人に依頼して月2回内容を書き換えている。いまは敬老の日(9月20日)に関連する文章になっている。

 塀瓦のような構造物は高さ1・6メートル、幅2・3メートル、奥行き0・5メートルほど。一風変わっているが、周囲に広がるのどかな田園風景に調和している。

 自治会長などを経験した大槻博美さん(81)によると、この構造物は、昭和40年代後半に公民館が改築されたとき、住民への案内を知らせる掲示板が雨にぬれないようにと作られたものだという。利用頻度が少なくなったため、昭和60年ごろから、こだま掲示教育の黒板として使うようになった。

 大槻さんは「瓦は公民館に使用されているものと同じだと思う。作られて約50年が経過するが、劣化も少なくきれいな状態。丈夫ですね」と話す。
 
 

写真=口田野公民館の改築時に作られた塀瓦

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