献血キャンペーンで「このはな綺譚」とコラボ 血液センター

2021年09月17日 のニュース

 新型コロナ禍で献血者の確保が厳しい状況が続く中、府赤十字血液センターは京都府在住の漫画家、天乃咲哉さんの代表作「このはな綺譚」とのコラボキャンペーンを18日から実施する。協力者にオリジナルトートバッグのプレゼントなどをして献血促進に努め、血液の安定確保をめざす。10月末まで。

 センターによると、府内での血液の一日必要量は400ミリリットル換算で303人分だが、都市部を中心に緊急事態宣言に伴った献血バス配車の中止や延期があり、別会場での実施でしのいでいる。今夏には計画を達成できなかった月もある。そこで、新たな献血者を開拓しようとキャンペーンに取り組む。

 キャンペーンでは、天乃さんが描き下ろしたイラスト入りのトートバッグを協力した希望者に贈る。さらに、センター公式のツイッターアカウントをフォローし、キャンペーン告知に関する投稿をリツイートした人にオリジナルポスターをプレゼントする。それぞれなくなり次第終了する。

 同センター福知山出張所の宮本行孝所長は「京都府北部では計画的に献血を実施でき、血液量を現在は確保できているが、今後、輸血医療を支えるため在庫量が不足しないようにする必要がある。一人でも多くの方に協力してほしい」と呼びかける。

 

写真=献血を呼びかけるキャンペーンのポスター(部分)

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