骨髄バンク設立に携わった人たちが運動への思い語る 福知山の支援都市宣言で

2020年09月14日 のニュース

 骨髄バンクの発祥地の一つとされる京都府福知山市で13日、「献血と骨髄バンクのための市民大会」が開かれた。支援の輪を全国へ広げていこうと、市による「献血と骨髄バンクの支援を広げる都市宣言」セレモニーがあった。また、日本骨髄バンクの設立運動に尽力した人たちが思いを語った。

 第1部のセレモニーは市、第2部の講演とパネルディスカッションは市と骨髄バンク設立に協力した奉仕団体・福知山東ライオンズクラブ(田中秀明会長)の共催。両丹日日新聞など後援。

 市役所隣のハピネスふくちやまを会場としたが、新型コロナウイルス感染防止のため、無観客とし、動画共有サイト「ユーチューブ」を使って市民に配信した。

 セレモニーで大橋一夫市長は「市外にも市の支援の意思を広く示して、支援の輪が全国に広がることを願う」とあいさつしたあと、「献血と骨髄バンクの支援を広げる都市宣言」文を読み上げた。

 講演会では、息子を白血病で亡くして日本骨髄バンクの設立運動に尽力し、NHK連続テレビ小説「スカーレット」の主人公のモデルとなった神山清子さん(84)と、バンク設立のきっかけとなった藤岡八重子さん=土師新町東=の対話形式の動画を流した。

 神山さんは、今でも患者から、すがる気持ちで手紙が届いていることを明かし、患者側の運動だけではなく、もっと国に要請をしたいとし、「バンクの設立は亡くなった患者が土台となっていることを忘れないようにしたい」と思いを語った。

 このほか、当時の主治医で、現在はバンクの理事長を務める小寺良尚さん(78)との出会いや神山さんの息子が亡くなる時の話、スカーレットの撮影秘話などを話した。

 続いて、小寺さんが登壇。若年層ドナーの確保など骨髄バンクの喫緊の課題について話した。

 最後は藤岡さんや小寺さんらによるパネルディスカッションがあった。
 
 
写真上=感染症対策のため会場に聴衆を入れず、ネット配信した講演会
写真下=都市宣言をする大橋市長

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