山火事など車両入れない現場で活躍 消防団が小型動力ポンプの扱い学ぶ

2020年09月15日 のニュース

 福知山市消防団(池澤徹団長、29分団1650人)は13日、京都府福知山市東羽合の市消防防災センター訓練場で、機関員らを対象にした研修会を開いた。マスクをした90人が、山火事など車両が入れない現場で活躍する小型動力ポンプの取り扱いを学んだ。

 機関員は、消防車両の運転や小型動力ポンプを使った吸・放水を担当する団員。技術向上を目的に毎年研修を行っている。

 今年は新型コロナウイルスの感染予防のため、全講習を屋外で実施。密集しないように15人ほどの6グループに分かれた。

 消防職員12人が指導にあたり、参加者は、燃料の有無の確認や吸管の結合に注意してからエンジンをかけること、吸水口が水面から出ないようにすることなどの助言を受け、河川や池といった自然水利や防火水槽からの吸・放水の仕方を学んだ。

 このほか、消防車両で緊急走行する際に意識する点についての話もあった。
 
 
写真=小型動力ポンプの取り扱い方を教わる団員

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