「しあわせ」重ねて200回 福知山市社会福祉協議会の広報誌

2021年08月14日 のニュース

 京都府福知山市の市社会福祉協議会(夜久豊基会長)広報誌「しあわせ」が7月、第200号を迎えた。1969年の第1号から52年が経ち、近年は年4回欠かさずに発行。生活支援や介護などに役立つ情報、地域の社会福祉活動などを、市民に寄り添う思いで届けている。

 もとは「社協だより」という名前だったが、より親しみやすいタイトルにしようと、市民公募を実施。第3号から「しあわせ」となった。

 1973年から年2回、84年からは4月、7月、10月、2月の年に4回発行している。社協全体で、紙面構成や内容などを考えている。

 地域福祉や介護サービス、権利擁護事業について▽社協行事▽市民の相談窓口の紹介▽社協職員が参加した地域活動の様子▽市民から集めた会費の使途などを掲載。

 できるだけ写真を多く使い、昨年度から全ページをカラーにした。今年度からは、市民活動が活発になる時期と重なる7月と10月発行分は、2ページ増の8ページ建てにした。題字も柔らかい印象のものに変更した。「少しでも多くの活動について伝え、たくさんの人の目に留まるようにしたい」という。

 200号では、これまでの誌面で使ってきた写真が表紙を飾り、最初の見開きで「市社協と福祉のあゆみ」を載せた。広報誌の制作担当を務める根岸弘光さんと大石ゆかりさんは「地域と社協のつながりを掲載し、いろいろな活動を身近に感じてもらえればうれしい。これからも、見やすさなどを意識し、福祉に関心がない人にも読んでもらえるようにしたい」と意気込んでいる。

 夜久会長は「職員が地域活動に参加して、アドバイスや支援をすることを大切にしています。社協のことを知らない人にも、取り組みについて知ってもらい、市民に気軽に活用、相談してもらえる組織にしていきたい。そのために、読みやすい広報誌にしていきます」と気持ちを新たにしている。

 
 

写真=市社協の広報誌が200号の節目を迎えた

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