福島支援にギフトを販売、売り上げ全額を寄付 三和のボランティア

2021年07月21日 のニュース

 2011年3月の東日本大震災で被災した福島県出身の子どもたちと交流を続ける京都府福知山市三和町のボランティア団体・みわのわ(清水良子代表)は、寺尾の三和荘ロビーで「福島応援チャリティーギフトセット」を販売している。売上金は全額、福島県の復興支援のために寄付する。

 みわのわは、東日本大震災で被災した子どもたちの心と体のストレス解消を図ることなどを目的に、2014年から毎年夏に、福島県双葉郡出身の児童らを三和町に招く「こどもサマーキャンプ」を開催。自然の中で伸びのびと川遊びや野菜の収穫体験などをして、交流を深めてきた。

 しかし、新型コロナウイルスの影響で、サマーキャンプは昨年に続き今年も中止となった。そのため、別の方法で福島を応援しようと、福島県いわき市いわき湯本温泉の老舗旅館・古滝屋など、復興に取り組む団体と協力してギフトセットを販売することにした。

 セットには、京都府のウクレレとギターのデュオ「フラリーパッド」が、サマーキャンプをもとに制作した楽曲のCD、いわき湯本温泉の女将らが考案したレトルトカレー「フラ女将カレー」など4品が入っている。1セット2千円。

 清水代表は「震災から10年を迎え、福島の復興は進んでいるとはいえ、いまだに避難生活を余儀なくされている人がいて、まだまだ応援が必要。このチャリティーギフトセットを購入いただき、一緒に福島を応援しましょう」と呼びかけている。
 
 
写真=三和荘ロビーで販売する福島応援チャリティーギフトセット

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