「甘い桃」の里・山崎で収穫始まる

2021年07月22日 のニュース

 「甘い桃」の里として人気の京都府福知山市山崎地区で、喜びの収穫が始まった。今年は梅雨が長く、雨がよく降ったため、病気が発生。地元農家は例年と比べ収量は少なくなるとみている。

 桃園の広さは約1・5ヘクタールで、田辺忍さん(78)=大門=と奥田俊輔さん(47)=半田=の2軒の農家が計約250本を育てている。

 現在は「白鳳」という品種を中心に収穫。8月初旬からは「なつおとめ」「清水白桃」、続いて「川中島白桃」が出番を迎え、収穫は同月10日ごろまで続く見込み。

 進物用の箱入りが1500円~5千円。2個、4個入りパックもある。販売は奥田さんが21日から駅前町の直売所で開始。田辺さんは23日午前9時から大門で始める。ともに売り切れるまで。

 田辺さんは「実が大きくなりかけた最初のころは、良い出来だと思っていましたが、雨の影響で実にひび割れができたりしました。それでも梅雨明け後の日照りのおかげで甘みは十分にあります」と話している。

写真=収穫された実を選別する田辺さん

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