コロナで校外学習できずバケツで米作り 大江小5年生、秋の収穫をめざし苗植え

2021年05月27日 のニュース

 京都府福知山市大江町波美、大江小学校(青木広典校長)で26日、5年生28人が、土を入れたバケツの中に稲を植える「バケツ田植え」をした。マイバケツで稲を育て、秋に収穫する。

 5年生は総合的な学習の時間で、「大江町の農業」について学習している。通常は校外の田んぼを借りて田植えなどを体験するが、新型コロナウイルス感染拡大で、外に出にくいことから、校内でもできるバケツを使った米作りをすることにした。

 これまで2回にわたり土づくりをした。児童1人に1個ずつ、13リットルのバケツが用意され、土をくだいたり、こねたりして耕した。

 事前にタブレットを使って、インターネットでバケツでの稲の育て方などを調べた。稲はコシヒカリで、バケツの端や真ん中を避け、4、5本ずつ3カ所にしっかりと植えた。

 バケツは中庭に置き、児童たちが草引きや水の管理などをする。井上涼さんは「土を耕やすのが大変だったけど、植えるのは簡単でした。大きく育って、お米がたくさんできてほしい」と話していた。
 
  
写真=自分のバケツにしっかりと苗を植える児童たち

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