新米の等級検査始まる JA京都にのくに福知山管内

2023年09月13日 のニュース

 JA京都にのくには、新米の等級検査を進めている。13日には福知山市下豊地域での検査が、福知山広域営農経済センター=新庄=でスタート。農家5軒から持ち込まれたコシヒカリ114袋を、検査員がじっくりと見定め、1~3等と規格外に分類した。

 検査員は、農家ごとに積み上げられた30キロの米袋から玄米を取り出し、目視を中心に確認。水分計なども使って、含水率や粒の形、色、病虫害の有無などを見極めていた。

 検査をした同センター職員の吉田司さん(36)は「気温が高い日が続き、梅雨明けからは降水量が少なく、米の内部に亀裂ができる胴割れを心配しましたが、いまのところ大きな影響はなさそうで、ほっとしています」と話していた。

 市内のにのくに管内では、約3万3千袋の出荷を見込んでおり、検査は下豊、大江、夜久野、三和、中六人部の5地域で10月中旬ごろまで行われる。

 またJA京都管内でも、同時期まで下豊、中六人部を除く旧市計14地域で検査をする。

 

写真(クリックで拡大)=水分計も使って品質を見定めた(13日午前8時40分ごろ)

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