扉の向こうはどんな世界? 手作り「どこでもドア」が人気

2021年05月15日 のニュース

 京都府福知山市夜久野町高内の的場渡さん(68)が、人気漫画・ドラえもんのひみつ道具「どこでもドア」をイメージした扉を手作りした。新型コロナウイルス禍で暗いニュースが続くなか、扉を通って明るい気持ちに切り替えてほしいとの思いを込める。イベント時などに使い、参加者から人気を集めている。

 的場さんは住民組織、夜久野みらいまちづくり協議会の副会長。町づくりに生かしたい-と自宅に作業場を設け、「時の町」のシンボルだった国道9号沿いの東経135度子午線標柱の模型、コロナ対策の足踏み式消毒液スタンド、笑顔になれるベンチなど、アイデアが詰まった作品を次々に生み出している。

 扉は高さ約1・6メートル、幅約70センチで、市販のベニヤ板や角材を加工して組み立て、ピンク色に塗装して2カ月余りで仕上げた。開閉ができ、多くの場で使うためにネームプレートも下げている。1人で簡単に運べるように赤色に塗った台座にはキャスターを取り付けた。

 これまで、4月の下夜久野保育園入園式で園児が会場に入場する際に使い、夜久野高原で開かれた行事「まち歩き」のスタート地点にもなった。その後は夜久野高原内の道の駅、農匠の郷内にある地場産野菜直売所「やくの高原市」前に記念撮影用として置き、親子らと撮った写真がSNSで公開されたことも。今は自宅で待機させている。

 的場さんは「『どこでも出前ドア』と名付けています。コロナの終息後には、イベントや会議、祭りなどいろんな場で使い、家庭への貸し出しも考えたい」と活用方法を検討中。「漫画のような不思議な道具ではありませんが、願いがかなうなら、コロナのない星に瞬時に移動したい」と夢を描いていた。

写真=ひと際目立つどこでもドア風の扉と的場さん

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