コロナのワクチン集団接種担う看護師、福知山で34人名乗り
2021年05月01日 のニュース

京都府福知山市は30日、市役所隣のハピネスふくちやま市民ホールで、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で接種や健康観察などを担う看護師、准看護師向けの募集説明会を開催した。夕方と夜に計2回実施し、合わせて70人が参加した。
施設入所者以外の高齢者(65歳以上)へのワクチン接種は、5月下旬から開始される。これに伴い、各集団接種会場で接種、健康観察などを担当する看護師、准看護師が、全体で20人以上は必要になるという。
市では、福知山医師会などに協力を求めているが、一般公募でも掘り起こしを図るため、説明会を実施。健康医療課と職員課の職員が、報酬と集団接種の流れ、業務内容などを伝えた。
非常勤特別職として委嘱する。
また集団接種は、市武道館(猪崎)、三和荘(三和町寺尾)など4会場を予定。接種と健康観察、フリーの業務に分かれ、ローテーションしながら、接種や予診票の内容確認、接種後の健康観察などを担当する。
こういった内容を伝えたあと、健康医療課の職員は「新型コロナワクチン接種は、非常に大規模で長期間の予防接種となります。実施には医療従事者の確保が必要で、ぜひご協力を」と呼びかけた。
説明を聴いて協力を決めた34人は、予防接種経験や出務可能な曜日などを用紙に記入して登録。新型コロナでの重症化と感染の抑制に期待がかかるワクチン接種という、重要な職務にあたる。
写真=業務内容の説明などに耳を傾けた