「感染者、これまでにないペース」 福知山市長が拡大防止メッセージ

2021年04月30日 のニュース

 京都府福知山市は4月に入ってから新型コロナ感染者数が急増。クラスターも発生している。観光・スポーツなど公共施設が全館休館・閉鎖されているが、連日新たな感染者が判明。都市部のような医療体制にはなく、保健所や医療機関はひっ迫してきている。

 福知山市の大橋一夫市長は30日、「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた市長メッセージ」を発表した。以下全文。

市民の皆様、事業者の皆様。
4月に入り、これまでにないペースで感染者が急増しています。

本市で取り組める対応として市所管公共施設を休館するなどとともに、重ねて感染拡大防止のメッセージを発出してまいりましたが、4月の感染者は110名を超えました。これは、本市初めての感染者が確認された昨年3月から今年3月末までの77名をわずか1か月ではるかに超えた感染者数です。

一方では、京都府に緊急事態宣言が発令され、本市では、さらなる、市所管公共施設の休館・休止や市主催イベントの中止・延期などの対応をとり、感染拡大防止に市民の皆様、事業者の皆様のご理解とご協力をいただきながら取り組んでいるところです。

市民の皆様、どうか大型連休期間中も、人と人との接触機会を極力減らしてください。そして、マスクの着用、手洗い、身体的距離の確保、3密の回避など基本的な感染予防策の徹底を強くお願いします。

今一度、自らと自らの大切な人たちを守るため、また医療を必要とする人たちが適切な医療を受けられるよう、日々の生活における感染予防策の徹底をお願い申し上げます。

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