行方不明高齢者を発見 宮津署が大江町の廣瀬さんに感謝状

2021年04月28日 のニュース

 京都府福知山市大江町波美の農事組合法人「鬼の里農園」に勤務する廣瀬敬治さん(72)が、行方不明となっていた宮津市の高齢男性を発見したとして27日、宮津署(川瀬昌承署長)から感謝状を受けた。

 廣瀬さんは14日午前10時すぎ、大江町波美の同農園近くにある農業用水路周辺にたたずむ男性に気付いた。当初は作業員だと思っていたが、昼に通った時もまだ辺りにいたため不審に思い、声をかけた。

 すると、男性は住所や名前は答えたが、片足の靴が脱げていることや、ぼそぼそとした話し方から認知症を疑い、福知山署大江駐在所に通報。宮津署が捜索中だった認知症の70代男性だと判明した。

 川瀬署長から感謝状を受けた廣瀬さんは「無事に家族のもとに戻ることができて良かった」と話していた。

 保護された高齢男性は13日午後3時半ごろ、宮津市内の自宅から散歩に出て行ったまま戻らず、家族が同署に捜索願を出していた。

写真=感謝状を受ける廣瀬さん(宮津署で)

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