高齢者のワクチン接種は施設入所者から26日開始 65歳未満は9月以降

2021年04月12日 のニュース

 京都府福知山市は、新型コロナウイルスワクチンの接種日程などの概要を発表した。高齢者施設・障害者施設(合計40施設)の65歳以上の入所者は、接種開始を4月26日からとし、それ以外の高齢者は5月下旬の開始。65歳未満は9月以降を予定している。

 市内で対象となる16歳以上は約6万6千人で、そのうち65歳以上は2万3千人。接種順位は(1)医療従事者(2)高齢者施設・障害者施設入所の高齢者と施設従事者(3)65歳以上の高齢者(4)基礎疾患がある人(5)その他となっている。接種回数は現時点では1人2回。

 高齢者施設入所者は嘱託医による施設への訪問接種。入所者以外の人は約30の医療機関で受ける個別接種、市が設置する特設会場4カ所での集団接種の方法がある。

 ワクチンは4月19日の週に935回分、4月26日の週に975回分が配分される予定で、26日から市内の特養ホームなどから順次開始する。これへ向けて市は19日から、対象者や従事者ら合計約2200人分の接種券(クーポン券)を各施設へ送付する。

 施設入所以外の高齢者は約2万1800人で、予約が集中するのを防ぐため、5歳刻みで5月6日から接種券を順次個別に送付する。

■個別接種は市内医療機関30施設で■

 個別接種は市内の医療機関30施設程度の見込み。集団接種は市武道館、三和荘、夜久野ふれあいプラザ、大江町総合会館で実施。個別接種施設のそれぞれの接種開始日は5月6日に発表する予定。

 高齢者の集団接種は、市武道館剣道場では5月下旬から8月末までを予定し、休館日の水曜日と旧3町での実施日以外に行う。月、火、木、金、土曜は午後1時15分~3時45分で一日110回。日曜日は午前9時~4時30分で一日375回の予定。

 旧3町では同じ期間中に各会場2回ずつ実施し、2回の接種が出来るようにする。

 65歳未満で基礎疾患のある人、その他の人は約4万3千人で、接種開始は9月以降になる見込み。基礎疾患の場合は、予診票で自己申告し、医師の判断での接種となる。接種券の送付時期などは後日発表する。

 問い合わせはコールセンター、電話(45)8566。祝日を除く平日の午前9時から午後5時まで。

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