電気配線工事技術が評価 「明日の名工」に久世純也さん

2021年04月08日 のニュース

「先頭に立ち見本でありたい」

 京都府の「明日の名工」(府青年優秀技能者奨励賞)に、福知山市厚中問屋町の久世純也さん(39)が選ばれた。久世電気工業=牧=の社長で、電気配線工事の高い技術などが評価された。

 久世さんは、福知山高校を卒業後、同社で勤務した。第一種電気工事士の資格を持ち、電気など生活インフラに直結する仕事を請け負っている。設備や機器の取り換えのほか、電力会社の技能認定を受けており、限られた人しかできない高圧ケーブルの接続作業を任されている。

 久世さんは「発電所での仕事は、事故が起きれば停電が発生する可能性があり、一つのミスが大変なことになる。緊張感を切らさず確認作業をして、品質管理の徹底を心がけています」という。

 電気工事に携わり15年。今後は若手の育成にも注力したいといい、「先頭に立って技術力を磨き、みんなの見本でありたい。あらゆる事柄に柔軟に対応しながら、チャレンジを続けていきたいです」と話している。

 今年度は板金、和菓子製造、日本料理など、府内で12人が選ばれている。

写真=高圧ケーブルの端末処理作業をする久世さん

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